兎スポット「大久野島(前編)」

この文書に関するご案内

広島県にある兎まみれの島、大久野島に行って来ました。これまで2003年と2005年にも行ってるんですが、なかなか良い写真がとれずにいたところ、再び訪れる機会を得たので、古い写真も織り交ぜつつ紹介します。

現在は「兎島」とも呼ばれるこの島、かつては毒ガス工場が置かれ、「毒ガス島」と呼ばれていました。昭和4年に設置された工場は、敗戦によって解体されました。その後1971年に小学校で飼いきれなくなった8羽のウサギを島に放したのがきっかけで、島に兎が溢れるようになったようです。

なお、このページには「大久野島(後編)」という続きがあります。

文章読むの面倒だし、大きい画像がみたい・ダイジェスト版でよしという方は、大久野島にて / Picasa Web Albumsをどうぞ。ここで公開してない写真も混じってます

目次
このファイルのURL
http://tirukuru.jp/pyon/spot/ookuno/

旅の前に……

うさぎたち大久野島は瀬戸内海の国立公園で、休暇村という宿泊施設があります。

住所
広島県竹原市忠海町大久野島
電話番号
0846-26-0321
WEBサイト
休暇村 大久野島

松本典子さんの「うさぎじま」という写真集のおかげか、大久野島はここ最近とても有名になったようです。

採り上げているサイトやブログも増えているので、なんか差別化を図ろうと、今回は「自転車を借りて、一通り兎と大久野島を堪能する」ための道順を紹介してみようと思います。私が実際にこの順番で辿ったわけではないのですが、おそらくこう回るのが無駄がないです。「いかにそこここの兎モノを見つけるか」が主眼です(まあいつものことだけど)。

ちなみに、大久野島は周囲が4.3kmなのだそうです。歩いて一周も悪くはないと思います。

切った野菜大久野島の兎さんたちに、餌をあげてふれあいたいと考えている方は、野菜やフードなどを持っていくのが好いです。ホテルでも売られているので、ほんのちょっとだけで良いというときは、そちらが楽チンかも。

私が何より推奨したいのが予め切った野菜を持っていくこと。実際に餌をやるとわかりますが、兎さんの中に強いのと弱いのがいて、強いのがどんどん餌を食べます。そしてあぶれたのが周りをうろうろ……。そっちにやろうと思って放っても、あぶれ兎は動きも鈍いので、強いのが先に横取りしてしまって、ナンじゃワレ、キィー……ということになりがちなのです。なので、大雑把に細かくしたのを撒いてやる方が、寄ってきた兎さんみんなに与えることができます。

弱い子は食べたいものを銜えて、取られないように遠くまで行ってから食べます。なので、そういうヨワ兎にあげたいと思うなら、ペレットより持って逃げやすい、野菜を勧めます。野菜のお勧めはキャベツと人参です。2008年の訪島時は、キャベツ一玉・人参三本・サツマイモ一本持って行きました。当たり前のことですが、餌を入れていた袋は持ち帰るかゴミ箱へ。

夏場とその前後は、蚊対策が必須です。怠ったので、あちこちかまれてしまいました。

それでは準備ができたら、いよいよ大久野島へ向かいましょう。

この記事のURLはhttp://tirukuru.jp/pyon/spot/ookuno/#saです。

JR忠海駅と忠海港

車の旅ならJRは関係ありませんが、看板にちょびっと兎がいるので、立ち寄るのも良いかも。看板兎は2羽見つけましたが、一羽は目の色が黒、もう一方は赤でした。忠海港のすぐそばにあります。構内で配布されている観光協会による「忠海・大久野島ポケットガイドブック」というパンフレットは、使われてる兎の図案が可愛いので、記念にもらっておきましょう。

大久野島の案内標識は、マスコットキャラクタであるラビちゃんの図柄が使われています、車だと道中にちらほらあります。忠海港のすぐそばにもありますので、上を見るのを忘れずに。「福祉タクシー」や薬局の看板にも兎発見。

大久野島へは忠海港から船で渡りますが、原則として1時間に1本なので、事前に休暇村のWEBサイトで時刻表を確認しておくことをお勧めします。

2003年に行った時の船は、「マリンラビット号」、2005年と2008年に乗ったのは「ホワイトフリッパー号」でした。中には大久野島のことについて書かれた冊子が用意されてます。餌のあげ方などが書かれた兎のページもありますので、要チェックです。運転席には兎のぬいぐるみが置いてありました。

この記事のURLはhttp://tirukuru.jp/pyon/spot/ookuno/#sbです。

汝兎に踊らされることなかれ

駆け寄ってくる兎いよいよ島に降り立つと、目の前の広場には兎さんがいます。可愛いです。人間を見ると駆け寄ってきます。ここで早速餌を取り出して……、というのも良いと思いますが、船の到着にあわせて送迎バスがやってきますので、それに乗りましょう。ここにはまた回ってきますし、帰りの船もここから乗ります。ここの兎さんには厭というほど会えます。おそらく島で一番餌を貰っています、ふくふくしてます。

バスは一直線に休暇村のホテルに向かいます。レストランや喫茶店でランチもできます。隣接する三原市の名物「タコ」を使ったメニューもあって、タコうどんはなかなか美味しかったです、写真取り忘れてがっかり。

ホテルのフロントには、兎さんのお人形が飾られてました。

ホテルの目の前に広がる公園にも、兎さんが沢山います。夏の昼間はソテツの中におこもりして涼んでいますが、餌の音を聞きつけると飛び出してきます。ホテルの裏手には、大きな巣穴がありました。

この記事のURLはhttp://tirukuru.jp/pyon/spot/ookuno/#scです。

ホテル~港再び~キャンプ場

お土産物屋などもありますが、荷物が邪魔になるので後回しにして、フロントで自転車をレンタル。ママチャリなら、2時間で1台400円でした(2008年9月現在)。保証金として1,000円が必要です、自転車返却時に預り証と引き換えに返ってきます。送迎バスの時間なども併せて確認しておくのが好いです、怠った私は船を50分待つ羽目に……。

自転車による島めぐりは時計回りで、とのことなので、時計回りに。しばらく海沿いの道を進んで、山の中の展望台へ進む道がありますが、まだ暑い9月の天気の下で自転車を押して登るのはしんどい……、という駄目な理由で私は行ってないです。

まっすぐ進むと、貯蔵庫跡(一番目の写真)に着きます。これまでの能天気な雰囲気とは違うモノが漂っていて、ちょっとゾッとします。そこからしばらく山登りです。

山登り、自転車に乗ったままではチョイトしんどいです、私は押して歩きました。押し歩きには10分かかるかどうかでそれほどきつくないです、60代くらいの方も道中にちらほらいらっしゃいました。鬱蒼とした林の隙間から覗く対岸が綺麗です。

人気のないだらだらした平板な道が暫く続いて、山下りはちょっと急です。私は自転車に乗って下りましたが、ブレーキ音がキーキーうるさくてちょっと恥かしかったです。ブレーキ音に惹かれたか、途中で兎さん発見。こういうちょっと寂れたあたりにいる子に、ぜひあげたいですよね。下りきったところにある発電所跡にも兎さんがいます。「立ち入り禁止」の柵の向こうに聳える廃墟と、兎たち。

港まで回ってきて、今度こそ最初に会った兎さんたちに餌をあげる……のも良いですが、まだこの先にもいるので、そっちの子にあげてからでも遅くはないです。くどいですが、港には最終的に戻ってきますので。いや、あげても全然いいんですけどね。

キャンプ場にも兎さんが集まっています。その先にあるプチ廃墟が物悲しい。島の随所に「うさぎの水」と書かれた洗面器などがあります、らぶりー。

ここの続きは「大久野島(後編)」でどうぞ!

この記事のURLはhttp://tirukuru.jp/pyon/spot/ookuno/#sdです。

関連サイト

この記事のURLはhttp://tirukuru.jp/pyon/spot/ookuno/#seです。