Life with a Rose 散々帖 「散々帖 - 2004年11月」
十一時就寝、十七時半起床。
さおりさんの勤続十七年を祝ふ。
お客様から兎の置物を二点頂く。お月見と降誕祭。
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十五時半就寝、十八時半起床。
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四時就寝、十五時起床。祝日。
先日実家から取つて来た不要なCDを整理。PCに取り込んでから売り払ふ予定。膨大。
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十二時就寝、十八時起床。
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三時就寝、十二時起床。
吉行淳之介「鞄の中身」読了。
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十時就寝、十七時半起床。女神降臨。
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四時就寝、十六時起床。
tomoya氏にお会ひす。私の気に入つてゐるお好み焼き屋「ふみちゃん」へご案内し、その後バーで少々飲んだ。
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十時就寝、十八時半起床。調子が良くない。
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四時半就寝、五時半起床。眠れなかつた。
金谷治訳注「論語」読了。
近所を散策、図書館まで足を伸ばす。五冊借りて帰る。
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四時就寝、十八時起床。
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五時就寝、九時起床。
立て続けに三つ嫌な夢を見たので床から起き出す。
一つ目の夢の内容は殆ど覚えてゐない。ただ、夢の中で「どうかこれが夢であるやうに」と何度も何度も思つた事を覚えてゐる。普段なら段々覚醒して「矢張り夢だつたか」と安堵するのだが、今回は時間が掛かつて不安が一層増した。
二つ目の夢は全く何も覚えてゐない。起きた時に「また嫌な夢だつた」と思つただけである。
三つ目の夢は幾らか覚えてゐる。普段から私の抱へる不安を刺激する内容である。私は普段その不安に就いて、不安とは雖も楽観視してゐる部分もあるのだが、夢の中の私は絶対に楽観視しない。かと云つて絶望的になつて自暴自棄になると云ふ事もない。淡々と怯えながら、淡々と積極的に対応するのである。あれが本来の私か、これが本当の私か。無論どちらも私なのだが、なかなか興味深い。
ふと時計を見たら十一時十一分であつた。
魯迅「朝花夕拾」読了。
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四時就寝、十六時起床。
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八時就寝、十六時起床。
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四時就寝、九時起床。
早起きをしたのでゲエムなどしてゐたら、あつと云ふ間に昼を過ぎた。
チラシ広告で見たコンタクトレンズ販売店へ行く事にし、事前に電話で十月十三日に貰つた眼科の処方箋を携へて行く旨を告げる。買ひ物で貰つた電車の回数券があつたので、電車で店舗まで出向く。レジにゐた男性に処方箋を見せると、「有効期限の書かれてゐない処方箋の場合、有効期限は一ヶ月です」と云はれる。呆れて店を後にし、帰宅する。母がその話を聞いて、怒つて販売店へ電話をした。先に電話を入れた時に対応した販売員が出、有効期限は三ヶ月であるし、先ほど私に応対した店員に確認したら、その店員もさう云つたやうだ、などと云ふ。そんな馬鹿な話があるか。そんなら私は何故コンタクトを買つて帰らなかつたのか。販売員は当然店員の非を認め、コンタクトレンズの性質上結局こちらが買ひに行かねばならないのだが、改めて販売させて欲しいと云はれて、出勤途中で取りに行ける場所である事を考えて明日改めて買ひに行く事にした。怒りは安さに負ける、そんな私である。
今年はメガネ・コンタクト難の年であるやうだ。九月だか十月だかに失くしたメガネも結局出てこない。
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十三時就寝、十八時起床。
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七時就寝、十六時起床。
悪うござんしたね。
ちなみに歴代で一番長く働いてゐるのは私です。お客様に好かれるのがこの商売のコツでせう、と前向きに解釈しておく。
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四時就寝、十六時起床。
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四時就寝、十二時起床。
江戸川乱歩「屋根裏の散歩者 他六編」読了。
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四時就寝、十四時起床。
昨晩は酔つ払つて、閉店後に店で暫く寝てゐた。迎へに来た母を締め出して三十分ほど右往左往させてゐたらしい。申し訳ない。
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四時就寝、十二時起床。
マスタアの身辺でごたごたが絶えない。気の毒にと思ふ。
松浦友久編訳「李白詩選」読了。月並みと云へば月並みだが、私は李白が好きなのだ。流されるまま独り愉しんで酒を喰らふと嘯きながら向ける背に、頬擦りをしてあげたくなるのである。
傍から見れば酷く間抜けな図となつて仕舞ふのだが、詩を諳んずる時にはまづ、紙に写して、声を出して読む。何度も読む。紙から目を離す時、文字の呪から解き放たれる事がある。その時はじめて、紙に描かれた花の匂ひ立つのを感じる。文字に起こされた水が静かに流れ続けるのを感じる。古今、月のそこにただ在る事を知る。さう云ふ瞬間が好きで、私は詩を読む。
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四時就寝、十三時起床。
OSをクリーンインストールするので色々整理してゐる。序でに机の周りの整理を始めた。先日実家に帰つた際に引き取つて来た過去の恥部を全て捨てて仕舞はうと思つたが、いくつか書いた覚えの全くないものが出てきて、単純に捨てるには勿体ないかと思ひ、ここに引き写して捨てる事にする。そのまま取つておく事に価値がありさうなもんであるが、当時の私はノオトに日記をつけるとか云ふ几帳面な事は全くせず、その辺の紙に書き散らして手帳に挟んで仕舞つておくと云ふ甚だ整理しにくい事をしてゐたし、字も汚いばつかりなので、さつさと捨てて仕舞ひたいのである。
ここから先、皆さんは「今もそれなりにイタイイタイと思つてゐたが、本当にこんなイタイヤシだつたとは……」と思ふ羽目になる。覚悟して読んで頂きたい。そんな馬鹿なモンをナンで晒すんだと云はれさうであるが、過去の自分を第三者に笑つて頂く事で、少しでも自分の痛みと恥を分散したいのである。
尚、固有名詞はイニシヤルに置き換へた。
ついにやっちゃったーーーーーーーーーーーーーーーー
うおーー クソ痛かったっス。Y氏。 ハハハ
ラブホっすかー俺のはじめては。やべー。
こづかいもらっちった… へへへ(汗マーク
ぐは
……。
もう、何も云ひますまい。
と云ひたいのだが、少し捕捉説明を。私は適当に初体験をしてしまつた一人なので、ぶつちやけ相手の名前も全く覚えてゐなかつたのであるが、このメモ書きのお陰で判明した。また、小遣ひなどと書いてあるので非常に恐ろしい予感がすると思はれるが、正直私は小遣ひを貰つた覚えがないので、一緒に戸惑ひたいと思ふ。私には記憶がないので、さう云ふ感覚はなかつたと思はれるが、相手は馬鹿な女子高生を買つてみた、くらゐには思つてゐたかもしれぬ。或いは相手がさう思つてゐたのだと、小遣ひを貰つた時に気づいて、このやうな書き方をしたのかもしれぬ。単純にかなり年上だつたので、貰つただけかも知れぬ。十年とはいかぬが、かなり前の話なので、真実は霧の彼方である。
前夜祭があった。
メイクして、衣装着て、メチャメチャ緊張した。
並んで(ファッションショーの)番を待った。
Yが拍手と"ヒューヒュー"バリバリで、私の時白けたらどうしよう!! とか思った。
しかし!!
何とその日一番の拍手をもらってしまった。
「M君くわれてたよ」とはAの言。
もう頭が真っ白で、格好つけてステージに向って歩いた。
途中考えた末、二階席に向って手をあげた。メチャメチャうけた。すごい燃えてしまった。考えた"礼"をした。またもやメチャメチャ受けた。
今日は一生に一度の大拍手を浴びたと思う。泣きそうに、本当に嬉しかった。
明日はいよいよ正念場だ。絶対成功させたい。
がんばるぞ!!
追記。"言葉にすると逃げていく"というのはホントウだと思う。
これは九十七年の体育祭前日、九月十七日のメモ。
あがり性の癖に目立ちたがり、と云ふ私の性質がよく出てゐる気がする。
私が通つてゐた学校の体育祭と云ふのがちつと変はつてゐて、赤組・白組ではなく、赤軍・白軍と云ふものに分かれて、それぞれ架空の国として戦ふのである。各軍の団長は「王様」となるのであるが、高校三年の時、私はその白軍の王様をやつたのである。女子の団長と云ふのは初めてであつたらしく、色々と愉しんだものである。ただ、私は一部の人間から非常に嫌はれてゐた為に、そのせいで盛り上がらなかつたら申し訳ないとずつと悩んでもゐたのであつた。実際は、皆さん盛り上げて下さつて、本当に楽しい体育祭となつた。
宝塚みたいな雰囲気だつたので、女性にはすごく受けたやうである。ちなみに、「紅茶王子」と云ふ漫画の六巻・七巻でこのネタが使はれてゐる。私の衣装をモチーフにしたらしい衣装も見受けられる。壮大なオチだと思つた。
「言葉にすると云々」と云ふのは、京極夏彦の「鉄鼠の檻」だと思ふ。
序でに、私はこんなに感動しておいて当日遅刻したのであつた。開会式にはぎりぎり間に合ひましたがね。
闇が私を呼ぶ
その虚無が私を捕らえて放さない
開いた足の間に 夜がすべりこんでくる
これは何のメモかよく解らない。手帳に書いてあつたので、高校三年生の頃のものである事は間違ひない。だから、自分の創作なのかどうかも解らない。
最後に手帳にあつた落書きを。私は当時からセンスも発想も全く変はつてゐないのではないか。
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十時就寝、十五時起床。
マスタアが連休を利用して東京に里帰りした為、一人で店を開ける。
とても不安だつたのだが、蓋を開けてみると楽しい一日となつた。
最後の最後に大きなヘマをやらかし、酷く落ち込む。
マスタアが最も信頼してゐるママさんが、私が一人でやつてゐるからと、飲みに来て下さり、その話をする。最後まで聞いてくれた上で、話してくださつた事がとても身に染みた。
家に帰り、母にその話をする。母の言葉で大分落ち着いた。
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六時就寝、十四時起床。祝日。
マスタアに電話で昨日の件を話し、叱られる。
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八時就寝、十四時起床。
マスタア帰る。昨日の件に就いて、以後気をつければ良いのであつて、もう気にする必要はないと云はれる。その後に云はれた事が、ママさんや母の話と同じ内容だつた。改めて、この店で働いていきたいと思つた。
お客さんが来るまでの間に、ここ暫くのゴタゴタに就いて話した。よくもまあ次から次へと暇人の多い事よと呆れるばかりである。
さう云へば大分前に、嬉しげにやつかまれた話をする人の事を書いたが、まだ云つてゐたので笑つた。
柘榴の紅、艶かしく呼ぶ、打ち捨てられた時に初めて放つもの。
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六時就寝、十六時起床。
よく寝た。
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八時就寝、十六時起床。
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四時就寝、十五時起床。
お客様と、某ゲイバーの移転のお祝ひ。
月は唯独り徘徊す。雲戯れにその周りで舞ふ。まれにその体を包んで離れる。飽きてその場より去る。月雲を追ふ。やがて諦め、煌々と輝く。また独り徘徊す。
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五時就寝、十四時起床。
右手小指皸。
ミラクル氏来る。部屋の大掃除を手伝つて貰ふ。人に見て貰ふと捨て易い。開かずの部屋を開けた。
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六時就寝、十五時起床。
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八時就寝、十四時半起床。
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